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「夏侯惇千里行」
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眼帯の野望〜蒼天録〜第1話
眼帯の野望〜蒼天録〜第2話
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眼帯の野望〜蒼天録〜第4話
眼帯の野望〜蒼天録〜第5話
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眼帯の野望〜蒼天録〜第7話
眼帯の野望〜蒼天録〜第8話
眼帯の野望〜蒼天録〜第9話

夏侯惇千里行



「行くのか?」

「・・・うむ。やはり拙者の居場所は兄弟たちの元なのだ。
世話になったな、張遼。また会おう」

行ってしまったか、関羽・・・次に会うのは戦場かも知れないのに。
折角友達できたと思ったのに!だってここでは李典ともあんまり仲良くないし・・・。
徐晃と楽進は結構仲いいけどね!!だってわしの気持ちが伝わらないんだものなぁ。
不器用なんだな、わし。それに・・わし、顔怖いかな?泣く子も黙るってさ・・(泣 
ま、子供は関係ないか・・・わし、武人だし、私欲はもうとうに捨てた。
関羽兄はいいやつだったなぁ。だってそういうところ結構理解してくれたしね!
夏侯惇と、徐晃と、わしと4人で飲んだ酒が美味かったなぁ。
殿は少し寂しそうだった・・(仲間に入れてあげればよかったかな)
この思い出は絶対忘れないし。いい兄者だった・・・
ってなんか眠いなぁ・・・zzz・・・。


−−−−−「関羽はもう行ったのか?」ビクッ!!(目覚める)

「ああ・・・追うのか?」

いつの間に寝てたんだ、わし?!

「奴は危険だ。・・・お前もわかってるだろう」

え?危険?・・・。
危険と言えば危険かぁ。強いしね!わしでも勝てるかどうか。
あの呂布様と一騎打ちしたぐらいだしねぇ。でも、そこまで追うか?
・・・ああ、夏侯惇。そこまで関羽の事を・・・。わし、突っ込んでいいかな?

「それだけか?」

「・・・」

何?何?この間は!!!そんなに深刻なのか夏侯惇。

「はぁっ!!!」

あっ、逃げたっ!でも夏侯惇、関羽はね劉備殿なんだよ。
だって関羽兄はロリコンじゃないからね・・・。
でも行ってみるといいさ、撃沈するといいさ!!殿には内緒にしとくよ・・・。
でも、次に会うときは本当に戦場かもね関羽兄。夏侯惇が黙ってるとも思えないよ。(続)

「関羽まてぃ!」

「曹操の恩義には、すでに報いたはず。止めるなっ!」

ななな、なんだと関羽っ!ひどい、ひどすぎる・・・。
止めるなって、止めるぐらいさせてくれたっていいじゃないかっ!チキショウ・・・。

「ならん、おぬしが行けば孟徳の災いとなる!」

それどころじゃないし!俺が困るし!!

「ならば、まかり通る!」

まかり通る?うわっ!刃物を振り下ろすなよっ!
そこまで・・・そこまで劉備かっ!!って、もういないし!!!赤兎早っ!

「どんな手を使ってでも奴を止めねば・・・・・・狙いは馬車だ!」

えーでも、中には劉備の奥さんがいるだけだし・・・。
本当は関羽とサシで話しがしてぇ!なんとしても、なんとしても追いつかねば!!



−−−−−

関羽発見!チキショウ・・あの思い出は一体何だったんだよ?!
俺の心をもてあそんだあげく、飽きたらさっさとオサラバか?!ひどい、ひどすぎる!!
こりゃ一発くらわさねぇと気がすまねぇ!

「連れ戻しに来たが(かなり本気)、やはり貴様を倒す!」

「止むを得ん・・・いざっ!」って、マジ?

−−−−


か、勝ったぞっ!すげぇ、自分!

「見事だ!・・・この首持ってまいれ」

何っ?!首?
・・・つまりもう、生きたまま戻る気はないと・・・心は戻らんと言うのか(涙。
なんか言い訳考えなきゃ。えーと・・・

「お前の首なぞ要らん。持っていこうにも髭が邪魔だ」

髭が邪魔っ?!我ながらむちゃくちゃな台詞だ?!怪しまれたかな?!
くはっ!!!逃げよう・・恥ずかしすぎ!!(後ろに向く)


「おお、あれは・・・」

え?

「関羽ーーっ!」

「兄者ーっ!ただいま帰り申したーっ!」

りゅ、劉備?!タイミング良すぎ!!え、もしかしてコレが以心伝心ってやつ?・・・泣。
そうか、俺はもう眼中になかったのか、そうかそうか・・へへ。
いい思い出だった・・孟徳ごめん。帰るよ、俺。(空は何でこんなに青いのかなぁ?)終。