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眼帯の野望〜蒼天録〜第1話
眼帯の野望〜蒼天録〜第2話
眼帯の野望〜蒼天録〜第3話
眼帯の野望〜蒼天録〜第4話
眼帯の野望〜蒼天録〜第5話
眼帯の野望〜蒼天録〜第6話
眼帯の野望〜蒼天録〜第7話
眼帯の野望〜蒼天録〜第8話
眼帯の野望〜蒼天録〜第9話



「そいやっ!」

「そいや、そいや、そいや!!」

今日も呂布は相棒の奉天戟で特訓中。
というか、自らの強さに陶酔中。

ウフフ。
呂布様ったらまたやってるわ、もうそんなに若くないってのに・・・。

「呂布様〜」

「何だチョウセン?」

「もう少しで昼ご飯ですからお上がりになってくださいまし」

「わかった、すぐいく」

と、返事はしたもののすぐにまた奉天戟を振りだした。
なんだか今日は、いつもと違うようだ。
そこへ部下の張遼がやってきた。

「呂布様、修行に励まれるのはよろしいが、無理はいけませんぞ」

「うるさい、張遼!俺はなぁ、今考えているんだ黙ってロ!」

「考えている?何をです?」

「新しい技だ。もっと効率よく敵の息の根を止められる技。

しかも、騎乗ではなく地上での話ダ。」

「ほう」

「張遼、お前ちょっとなにかやってミロ」

「マジッ・・・・いや、え?本気ですか呂布様」

「ヲイ!誰か居ないのか!!」

と言って、呂布は強引に兵士5人を連れて来させた。

「やれ、張遼。」

「は!」

(いくら試合でも、味方は斬れない・・・どうしたものか・・)

「どうした、早くやるんダ!」

「はっ、でやああああっ!!」

キン! ガキッ!

張遼は手加減しながら兵士に青龍刀を振りかざす、兵士も必死で受け止める。
そこで張遼は思いついた、いい技がある!

キンッ!

「せいやぁっ」

張遼キイイイーーィィーーック!

バスッ!バスッ!バスッ!

張遼を取り囲んでいた兵士は、一気にはじき飛ばされた。

「オオ!張遼、今のはいい技だな、俺にも教えロ」

「はっ!」


それで張遼直伝呂布キックが生まれることとなった。

「呂布様、もすこし足を高く上げて下さい!」

「コウカ?」

「呂布様、もう少し足を伸ばして下さい!」

「コウカッ?」

「そうです、それでいいのです」

「カッコイイか?張遼」

「カッコイイです・・・よ勿論っι」

あっけなく呂布キックは完成した。
呂布は満足げに自分の技との組み合わせを考えていた。
そのとき、



「呂布様ーーーーーっ!!!」

「何だチョウセン」

「さっき、昼ご飯って呼びかけたの、もうお忘れになったんですの?!」

「スマナイ、忘れていた。ソレよりチョウセン、見てくれ、俺のカッコイイ新技。」

「呂、呂布様・・・?」

「張遼、まかせとけ、俺、さっきので十分覚えた」

キラーン

「そいやぁ!!」

呂布のあんよはバレリーナのように180度股を開いて、空高く掲げられた。
傍にいた兵士の話では有る意味、神々しくも見えたという・・・

・・・・・

3秒間の沈黙。

「どうだ、カッコイイだろうチョウセン」


・・・・・


「馬鹿なことやってないで、昼食にしますわよ」


THE END