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眼帯の野望〜蒼天録〜第1話
眼帯の野望〜蒼天録〜第2話
眼帯の野望〜蒼天録〜第3話
眼帯の野望〜蒼天録〜第4話
眼帯の野望〜蒼天録〜第5話
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眼帯の野望〜蒼天録〜第8話
眼帯の野望〜蒼天録〜第9話

眼帯の野望〜蒼天録〜第2話



―――その夜。

「はぁ・・・どうすればいいんだ俺は。張遼もこんな相談されて困るよなぁ」

俺はひとまずどうやって孟徳を落とすか、と言うことを考えた。

今まで好きになった人は沢山いる。

しかし、それは女ばかりで、男というのは初めてだ、だから何も分からない。

この界隈で、その・・・ホモなのは張遼だけだからヤツに相談するしかないのだが、

しかし、結果はコレだ。

張遼にも限界はある。

どうしたモノか・・・徐晃とか、普通に話しても大丈夫かな?

意外にシバイとかいい手を編み出してくれるやもしれんが・・・

サラッと言ってみようか。

一番言いやすいのは、淵だが・・・よし、淵に話そう、思い切って。


俺はともかく淵の部屋へ向かった。

その途中・・・


「うっ・・・や、やめ・・・」

(?)

何だ、今の声は?

「誰かいるのか?」

はっ・・・この部屋は、シバイの部屋ではないか。

「あぅ・・うう・・・」

シバイのヤツ、誰かを連れ込んでるな?

はぁ、どいつもこいつもお盛んで困るね、

「や、やめてくれ・・司馬・・ぁ」

ん?お、男?

もしや、シバイもホモだったのか?

コレは、もしや、収穫かもしれん。


夏侯惇は颯爽と部屋の裏へまわると
おもむろにピーピングトムを始めたのである。

「(はっ、マサに最中!?)」



――――――

「し、シバイっ・・・やめ、て」

「いい子にしないと、あなた達の秘密をバラしますよ・・・?ハッハッハッハ・・・」

「うっ・・・ひ、卑怯だっ・・・」

――――――

な、何っ!

張遼じゃないか!!

シバイとキスを・・・

シバイと張遼?デキていたのか?

いや、そんな筈は・・・今日話したばっかりじゃないか・・・

張遼と太史慈のことを聞いたのもシバイ、これは裏が有るな・・・


――――――

「っ・・シバイてめ、何処までやるつもりだ!!」

「フフフ、今日貴方と夏侯惇が話しているのを聞いてしまったんですよ・・・」

「何っ!」

「貴方まだ太史慈とやってないらしいじゃないですか・・・フフフ。」

「なっ・・・だから何だよっ!!」

「最初は話だけにしておこうかと思いましたが、
先に頂いてしまおうかと思いまして、ね!!!」

「!!」

「うぁっ・・ああ・・・やめ、て・・・太史慈っ・・・」

「呼んでも来ませんよ。遠距離恋愛の落とし穴ですね。ハッハッハッハ!」

「か、躰が・・・」

「貴方と私では体格上、差があるのでね、少し盛らせていただきましたよ」

「余計に気持ちよくさせてあげます」

「な、なんてやつだ・・・。お、お前・・・徐晃はどうしたんだよ!!」

「ふっ、こんな時にその名前を出せばいいと思ってるのですか?」

「じ、徐晃に言ってやるからな」

「貴方に言えるんですか?ハハハハハハ・・・」

「シバイ、よ、よせ!たのむ・・・ぅ・・あ・・・ぁ」


―――――――

徐晃?

シバイは徐晃となにかあるのか?

もしかして・・・

コレは憶測に過ぎないが、シバイは焼き餅を焼いているのでは・・・

自分とシバイの仲が思わしくないために、張遼に・・・。

・・・・。

もしそうだとしたら・・・・

ピーピングトム中止。

夏侯惇は闇の中に消えていった。


―――――――

張遼は丸裸で寝台の上に横たわっている。
既に四肢が言うことを聞かないようだ。

「シバイ・・・お願い・・・太史慈になんて言えばいいんだよ・・・」

「一日の浮気ぐらいなんですか、今日は楽しみましょう」

「あっ・・・ああ・・・」

「さぁ、楽しみましょうか!」


―――――バタン!!!

勢いよく開いたドアに黒い影が殺気を立ち上らせている。

「シバイ、貴様っ・・・・」

「徐晃?!!」

「じ・・・徐・・・」

「シバイ、何のつもりだ、張遼に薬を盛って犯すなどという・・・・許すまじ!!」

「まて、徐晃、こうなったのもお前のせいじゃないか」

「なんだと?」

「お前が張コウに色目使ったからじゃないか!!」

「何時使ったというのだ!」

「問答無用、ゆるさんぞシバイ・・・」




「張遼、張遼・・・」

「う・・・うん・・・」

夏侯惇は二人の仲裁にも入らず寝台の上に横たわる張遼を抱えると部屋を出た。
全裸はマズイので一枚上着をのせた。

そそくさと廊下をわたり、張遼の部屋へ向かった。
その途中、名前を呼ぶが張遼の意識は朦朧として返事はない。

「張遼。張遼。」

部屋に付くとひとまず寝台へ寝かせる。
抱えていた張遼を降ろそうとしたとき、張遼は夏侯惇の首に腕を回した。

「だめ、おろすな・・・」

「何を言っているんだ張遼、早く薬を」

「いや」

「張・・・!!!!」

なんと、張遼は唇を夏侯惇の唇に押し当てていた。

「っ、張遼!起きろ!!」

「太史慈・・・・むにゃ・・・」

なんと夏侯惇は張遼に太史慈と間違えられ、
むげにファーストキスを奪われてしまったのである。

・・・・無念。

心で泣きながら夏侯惇は張遼を寝かしつけた。

何度か太史慈の寝言を言う張遼。

シバイの媚薬兼しびれ薬のせいで記憶は既に飛んでいるだろう。


うぉぉ。
俺としたことが、キスを奪われてしまった。
張遼のヤツ・・・ちきしょう。
気持ちよさそうな顔して寝てやがる!!(涙)




―続―