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「夏侯惇千里行」
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眼帯の野望〜蒼天録〜第1話
眼帯の野望〜蒼天録〜第2話
眼帯の野望〜蒼天録〜第3話
眼帯の野望〜蒼天録〜第4話
眼帯の野望〜蒼天録〜第5話
眼帯の野望〜蒼天録〜第6話
眼帯の野望〜蒼天録〜第7話
眼帯の野望〜蒼天録〜第8話
眼帯の野望〜蒼天録〜第9話

眼帯の野望〜蒼天録〜第3話



「シ、バ、イ・・・」

「っ、徐晃。お前・・・」

「俺というモノがありながら何だアレは!!」

「お前が張コウに色目使ったんじゃないか!」

「何時だよ、え?」

「この間、何故か二人で風呂にいただろうが!!」

「っ・・・!!」

「そーらみろ、言い訳はないのか?」

「アレは、偶然居合わせただけだ!!」

「ふっ、どうだか・・・。ま、今日は気分が乗らない。帰らせて貰うぞ。」


―――バタン。



「シバイのヤツ、見てやがったのか・・・」

「はぁ・・・ι」

「でも、怒りすぎだろう・・・もとはと言えばそっちから来たくせに・・・・」


――ガラ・・・

「シバイか?」

「否、俺だ。」

「夏侯惇!」

「さっきは済まなかったな」

「いや、いいんだ。シバイの野郎が悪いんだからな」

「それより、バレちまったな・・・俺とシバイのこと・・・」

「気にするな。ちょっとそのことで話があるんだ」

「なんだ?まぁ、座れ」

「済まない」


二人は徐晃の寝台に腰掛けた。


「お前ら、いつからなんだ?」

「え?あー、いつだっけな・・・シバイから急に言われて・・・」

「最初はとまどったけど、いつの間にか気が向いててな」

「ほう・・・」

「何でそんなこと聞くんだ?」

「否」

「何だよ、ハッキリ言えよ!」

「実はな・・・・・・・・・・・。」

「そうか、やっぱりな」

「え?」

「何となく、そうじゃないかと思ってたぜ」

「そうか・・・それで、どうしたらいいか分からなくてな。」

「まずは、やっぱちかくにいる方がいいんじゃないのか?できるだけ」

「でも、孟徳はいつも女はべらせて、見たくないんだ・・・そんな絵を」

「ああ、そうだな」

「じゃ、隙を狙ってヤルか?」

「ええ?!!」

「ハハ、シバイじゃあるまいしな。張遼が気の毒だ」

「薬・・・か」

「え、本気か?夏侯惇」

「それなりに考えがあるんなら教えてやるが」

「本当か。」

「ああ、の前に。一杯やろう」


徐晃は酒を持ってきた。
夏侯惇に酒をついでやる。

「まて、夏侯惇。」

「ん?」

「コレだ」


徐晃の手には小さな袋がぶら下がっている。


「コレは、もしかしてさっきの薬か?」

「その通り」

と言って袋の中から瓶をとりだし、蓋を開けると
夏侯惇の酒の中に白い粉末状のものをひとつまみながしこんだ。

「あっ・・・!」

「飲んでみるか?」

「でもな、こんな粉で本当に効くのか?」

「嘘だと思うなら飲んでみるがいい」

「う・・・うーん・・・」

「俺は先に頂く」


徐晃は一人で酒を飲みだした。
その間、夏侯惇はずっと悩んでいた。
当然、飲むか飲まないかである。


「よし、少しだけ飲んでみよう・・・ズズ・・・・」

「どうだ?」

「別に何も変わらないような気がするが・・・」

「そうかな?これはシバイの部屋から拝借してきた代物だぞ」

「うーん・・・」

「こう、躰の内から熱があがってこないか?」

「そう言えば、そんな気も・・・」

「でも、ほんの一口だからな、飲んだの」

「十分さ、媚薬としては」

「え・・・び、媚薬?!」


徐晃はいつのまにか酒を飲むのをやめ、
寝台の上に座っている夏侯惇の顔に自分の顔を近づけた。

「どうかな?」

「徐・・・」

徐晃は夏侯惇の頬から首筋を優しく撫で下ろした。

ガシャ。

夏侯惇の手から杯が落ちる。

「じょこ・・・・」

徐晃はそっと夏侯惇を寝台に寝かし、覆い被さった。

「夏侯惇、どうだ?体が熱くなってきただろう・・・?」

「ち、力がは・・・・はいらん・・・」

徐晃は首筋にキスをし、両手で夏侯惇の着物の前を開け手を滑らせる。

「あ・・やめてくれ、徐晃・・・」

「薬、欲しいんだろう?」

「やめ・・・くそっ・・・力がはいら・・・あぁ」

徐晃は徐々に下がっていく。

「はぁ・・・やめて・・・うぅう・・・」

「くっ。」

「夏侯惇!」

「ん・・・」

「をいをい、正気に戻れよ」

「な、何・・・徐晃」

「さっきの粉」

「お前、媚薬を盛ったな!!」

「盛ったって、お前が飲んだんじゃないか。塩入の酒を!」

「し、塩?」

「夏侯惇、お前・・・初だな。」

「な!!!」

「そんなんじゃ、曹操を押し倒すのは無理に等しいな」

「徐晃・・・・お前!!!だましたな!!!」



夏侯惇は顔を真っ赤にしながら着物を直し、
部屋を飛び出した。


俺・・・なんでこういつも・・・無念・・・(涙




―続―